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2017.02.26

片山町会役員会議事録(平成29年2月25日分)

 Ⅰ、日時 平成29年2月25日(土) 19時30分~21時15分

Ⅱ、場所 片山会館

Ⅲ、議事・議題並びに討議内容

山田町会長並びに担当役員より、下記提案議題に付、説明並びに意見交換がなされた。

1、     町会長からの連絡事項(中野区連合町会長会議の報告等

・「空き家問題を考える」公開講座について

中野区では2月より「空き家問題審議会」をスタートさせるに当たり、同じ情報を共有するため、中野区耐震改修促進協議会等建設関係団体等11社が共同で主催する標記公開講座を支援する由。本講座は222日(水)中野サンプラザ13階のコスモルームにて1830分より講師に「空家問題1千万戸の著者」牧野知弘さんをお呼びして開催された。講義内容は2013年時点で全国の空き家は820万戸、空家率13,5%、東京都は10.9%。中野区は28,920戸で空き家率13,7%、2008年の17,500戸より急増して、都区部ワースト3位の由。内賃貸用空き家が23,920戸で83%占める由。尚、郊外では個人住宅の空き家が急増中の由。背景には「いつか住むかもしれない」「親の実家の片づけが面倒」「他に活用方法がない」「解体すると解体費用が掛かる(150200万円)」「更地にすると固定資産税が6倍になる」等ある由。空家管理サービス会社も増えつつあるが今後の人口減少と高齢化が深刻化する中では早期の「有効利用」「賃貸」「売却」の決断が必要の由。活用策として「シェアハウス」「民泊」「子育てに最適な賃貸アパート」等が考えられる由。注:民泊新法では「家主居住型」「家主不在型」に分類され、家主不在型では、①住宅提供者が「管理者」に管理を委託 ②「管理者は行政庁に「登録」を義務付け ③騒音,ゴミ出し等の近隣とのトラブル、施設の悪用などの防止に対応する由。行政庁への届け出に関しては、①「住宅提供者は行政庁への届け出が必要 ②遵守事項として イ)利用者名簿の作成・備え付け(旅券等の写し保管)、ロ)最低限の衛生管理措置、ハ)宿泊者1人当たりの面積基準の遵守(1人当たり3,3㎡) ニ)利用者に対する注意事項の説明、ホ)住宅の見やすい場所への標識の設置、へ)苦情への対応、ト)当該住戸の法令・契約・管理規約違反の不存在とのこと。

国による羽田空港機能強化に係る今後の情報提供について

国はこれまでも羽田空港の機能強化(増便の影響等)について説明してきたが、今後も関係区市等の会場における「オープンハウス型説明会」、羽田空港第一ターミナルに「常設情報発信拠点の設置」「特設電話窓口の設置」等にて情報提供していく由。中野区による「オープンハウス型説明会」は31日(木)14時~19時まで産業振興センター2階セミナールーム2にて行われる由。

・「平和の語り部」募集チラシ回覧のお願いについて

中野区では区立中学校全校に「平和の語り部」を派遣し、語り部の証言内容や映像化により、戦争の悲惨者や平和の大切さを伝えてきたが、今後も意識啓発を進めるために、新たに「平和の語り部」を募集することにしたので、2月上旬に町会・自治会にチラシを送付するので回覧して欲しい由。尚、申し込みは随時とのこと。

介護予防・日常生活支援総合事業のパンフレット配布及び周知について

中野区では4月から介護保険の制度を変更し、介護予防・日常生活総合事業(総合事業)を開始する由。「サービス利用の手続きの一部簡素化」と「訪問介護と通所介護を総合事業に移行し、中野区独自の基準による訪問サービス(生活援助サービス)、通所サービス(活動援助サービス)を新たに実施するので、区民への周知の為パンフレット「健康生活」の配布をお願いしたい由。新たに始める「活動集中予防サービス」ではすこやか福祉センターと高齢者福祉会館にカラオケ設備を設置するので、カラオケを通じて、介護予防に役立ててほしい由。

介護予防講演会チラシの配布及び周知について

なかの元気アップ講演会(はじめよう! 続けよう!健康生活)を312日(日)1330分開場、14時~16時まで帝京平成大学の中野キャンパスで開催するので、周知の為チラシの配布よろしくとの由。

U18プラザ廃止後の跡活用(案)について

中野区では10ヶ年計画に沿って事業を進めているが、その一環としてU18プラザの中高生の利用が低いことより、平成29年末にプラザを廃止し、別途活用を図ることにした由。跡利用として「U18プラザ上高田(児童館)」は民設民営の認可保育園等、「U18プラザ中央(児童館)」は民設民営の認可保育園の誘致と子育て広場事業、「城山ふれあいの家」は多世代間交流事業等に活用する由。

今後の区立保育園・指定管理者園の民営化及び私立保育園の建替え支援について

中野区では10ヶ年計画(第3次)に基づき、今後の区立保育園等の民設民営化を引き続き進めるとともに、私立保育園の建替え支援を行っていく由。平成15年~27年末までに民営化された区立保育園は13園、近隣では23年度に南江古田、27年度に松が丘が民営化された由。今後は南台、大和、大和東、宮ノ台(指定管理)、宮園(指定管理)、もみじやま、仲町が平成29年度から5年間かけて民営化される由。私立保育園の支援の内容は建替え時の仮設園舎の提供、仮設園舎の整備費用、及び賃借料の一部補助を行う由。

・町会・自治会のパネル展について

本年も321日(火)~24日(金)まで区役所1階ロビーで開催する由。各区民活動センターに展示物の作成をお願いするが、各町会・自治会の協力よろしくとの由。

・江古田3丁目障害者・認知症高齢者グループホームム整備運営事業者選定結果について

中野区では旧区立療育センターアポロ園の跡地875㎡に障害者(重度対応)グループホーム等、778㎡に認知症高齢者グループホーム等を整備運営する事業者を公募してきた結果、認知症高齢者グループホーム等については社会福祉法人「悠々」(保谷、千歳台で24年の経験のある事業者)に決定、平成2911月に着工、平成31年春に開設予定とのこと。事業内容は小規模多機能型居宅介護定員29人、認知症高齢者グループホームは2ユニット18人の由、併せて訪問介護サービス、地域交流スペースも行う由。尚、障害者(重度対応) グループホーム等の整備運営事業者は2月中に再募集し、5月に決定したい由。背景には看護士不足がある由。

・サミットストア建替えについて

平成291月より解体工事に着手しており、3月上旬までアスベスト除去工事を実施、6月中に解体工事を完了させる由。オープンは平成30年春の予定の由。

・民生児童委員会長・副会長就任挨拶

民生児童委員は平成2812月より再任を含め新メンバーで3年間のスタートとなり、江古田地区のメンバーは21名で今回会長に旭公民館町会の大浦厚子さん、副会長に江原町町会の須田恭子さんが就任された由。

・江古田3丁目「江古田の杜」開発経過について

積水ハウス㈱・総合東京病院・UR都市機構の3者協働によるまちづくり「多世代に育まれる持続可能な地域を作る」という概念に基づき「江古田の杜」開発計画に付、江古田地区町連会合にて開発経過を説明することが決められ、その第2回の説明会がなされ、まとめ役のUR都市機構より工事は計画通り順調に進んでおり、B街区の総合東京病院の新棟は平成294月上旬開院、回復期リハビリテイション病棟、循環器疾患病棟、脳卒中疾患専門病棟、救急治療センター(小児にも対応)、小児外来を含め小児集中治療に対応できる由。A街区の分譲マンションについては平成303月の入居開始で販売を進めている由。C街区の賃貸マンション等については入居開始は平成3010月以降になる由。

2、      寄宿舎「かぼちゃの馬車」建設と懸念と町会の係りついて  町会長

寄宿舎「かぼちゃの馬車」建設地の町会近隣住民の方より、下記のような報告と、施主・建設会社・運営会社との交渉には町会も入って欲しいとの要請があった。

【要請の趣旨】

松が丘12丁目の閑静な住宅地に標記寄宿舎(シェアハウス)が3棟建設中。同寄宿舎の1棟は165㎡の敷地にほぼ敷地一杯を有効活用し、2階建て4.2畳の部屋を17戸建設し、共同便所、共同シャワー、共同キッチンを備えた長方形の建物(本件は昨年国土交通省がシェアハウスやグループホームについて寄宿舎として取り扱うことを明確にし、規制を緩和したことより、それを受けて東京都も建築安全条例に基づく寄宿舎に係る建築基準を見直した結果、本件のような寄宿舎が建築法上適法になったことが背景にあるよう)。標記の運営会社スマートライフ社に聞いたところ、本件は若い独身女性専用(18歳~40歳程度を対象)とするシェアハウスで、既に中野区に24棟、東京都内に7,600室ほどあるとのこと。本件懸念事項としては、施主が沖縄・埼玉・群馬在住と3棟とも遠方であるため、ご近所の苦情等の受け皿が不透明な点。17戸では管理人を置く必要もなく、運営会社がどこまで住民の苦情を受け入れるかが今後の交渉のポイントとなる。懸念される具体的な点としては、ごみ問題、自転車の置場問題、17戸の各戸につく空調機の騒音と排熱、トイレ側ではその臭気問題がある。隣接地との距離が50センチあれば可との上記緩和された法規制による環境悪化も懸念される。また、緑化の問題も要確認事項で、中野区では環境問題より緑化推進を進めているが、本件は多くの木々が植えられていた150坪弱の土地が4分割され、その内の165㎡(50坪)が寄宿舎となり、緑化の計画を建設会社等にお願いはするが、実行の有無は不透明。本件に関して、既存の寄宿舎を調査したところ、若い女性専用のシェアハウスということでごみ問題、自転車置き場等若干の問題はあるものの入居率がまだ低く、近隣の関心も高くなかった。今後運営会社の変更や使用目的の変更で、外国人対象の民泊設備として運用される懸念がある。国が民泊ルールを変更したとしても、中野区内の適用については閑静な住宅地を除くなど、適用地域を限定するような条例制定を中野区にお願いしたいと考えている。

*当町会としては、閑静な住宅地の安心・安全を守るためにも必要と考え、特に今後の民泊への懸念もあることより同意して行動して行く旨、役員会での承認をお願いしたところ、異議なく了承された由。

3、     地域防災住民組織(防災会)連絡会議の報告  町会長

標記会議が121日開催され、熊本地震で自助・共助の重要性が再認識された旨挨拶があり、中野区では総合防災訓練を29年度は鍋横・鷺宮地区で秋に実施する由。尚、平成28年度「防災講演会」を33日(金)19時~21時に野方区民ホールで「熊本地震を踏まえて、中野区民として備えること」のテーマで開催する由。他に「初期消火設備の見直しとして大型消火器を廃止し、スタンドパイプを今後は区有施設等に配備していく」「地域防災住民組織活動助成制度」「非常災害時救援希望者登録名簿更新」等に付報告がなされた由。松が丘片山町会防災会の助成金の限度額は80,000円、救済者登録名簿の町会関係者は1名減の8名の由。

4、     新井薬師前駅周辺地区まちづくり協議会の件  町会長

平成28年第7回まちづくり協議会全体会が29日(木)に開催され、中野区より新井薬師駅前広場の現時点の案に付図面により詳細説明がなされた。新井薬師前駅の地下からの出口は南口1ヶ所、南口の前にロータリー広場が出来、ロータリーは一方通行とし、バス、タクシー、自家用車の入口、出口はつつじ通りに面して1ヶ所設置、バス乗降場は4ヶ所、タクシー乗降場は待機所3台確保して1ヶ所、自家用車の乗降場所1ヶ所設置する由。尚、運営費用としては会員からの会費に加え、東京都都市づくり公社からの助成金(限度額500千円)に期待しており、平成28年度として495,047円は確保できた由。引き続き平成29年度分も再支援助成金500千円を受けられるよう作業を進めるので住民への広報等協力よろしくとの由。

5、     歳末助け合い募金について  町会長

12月に実施した歳末助け合い募金は325,841円(昨年度332,100円)、集まった由。本件は1月中に回覧、掲示を実施済みである由。尚、中野区全体では23,062千円(昨年22,901千円)集まった由。

6、     新年福祉餅つき大会報告  興梠副会長

19日(月・成人の日)に実施。今年は小雨の中、テントを張っての開催となったが、予定通り50㎏のもち米を城所副会長さんの指導の下、蒸かし、青年部や町内有志の皆さんと子ども会のご父母の協力を得て、搗きたての餅を境内奥で餡子餅、黄粉餅、辛味餅、納豆餅のテーブル、中ほどでお汁粉とトン汁のテーブルを並べて参加者に振る舞い、小雨の中にもかかわらず282名の皆さんが来られ盛会だった由。尚、募金が19千円、社協からの助成金74千円があり、町会の支出は今回お土産のお餅を止めたこと、それに伴い餡子の購入量を減らしたこともあり94千円で済んだ由。

7、     町会新年会報告  興梠副会長

129日(日)18時より片山会館にて実施。来賓6名、議員10名を含めて57名の方が参加された。北部すこやか福祉センターの矢島副参事、野方消防署江古田出張所梅村所長よりご挨拶をいただき、和気あいあいの新年会を行うことができた由。収入159千円(予算150千円)、支出134千円(予算150千円)であった由。

8、     「ふるさと納税勉強会」報告  町会長

25日(日)講師に町内の経験者を招いて開催した。シニアプラザ祭と日程が重なり参加者は19名であったが、配布資料により寄付金としてふるさと納税をすれば、納税額より2,000円差し引いた金額が所得税の還付と翌年度の住民税より差し引かれる旨説明があり、さらに寄付した市町村より寄付金に応じてお礼の品が届けられるお得な制度である旨説明がなされた。但し、寄付金には本人の給与収入家族構成により控除上限額が決められており、年収600万円で夫婦・子1人で概算67千円、65歳以上の年金250万円受給者で配偶者控除を受けている人は15千円程度の由。

9、     資源回収報奨金について  町会長

平成287月~12月までの回収量は80,390㎏(前年同期84,090㎏、前々年同期81,440㎏)前年同期比95.6%となり、報奨金482,340円(前年同期504,540円、前々年同期488,640円)になった由。この金額が310日頃入金される由。尚年間では955千円(27年実績1,010千円、26年実績999千円、25年実績997千円、24年度実績1,050千円)と24年以降最低だった由。来年度予算は950千円とするが、新聞を読まない若い世代が増えており、環境は厳しい由。今回もお礼のごみ袋を3月上旬ごろ配布する由。

10、29年度新部長・班長選任準備について  町会長

例年4月の総会後にスタートする新年度の役員(地区部長、副部長、班長)の名簿を遅くも325日の役員会に持参いただきたい由。

11、その他

イ、 春の火災予防運動について

31日(水)~7日(火)まで行われるので火の用心に心掛けてほしいとのこと。野方消防署管内で本年に入ってから既に12件の火災が発生しており、松が丘町内でも2件発生した由。電気・石油ストーブ火災に注意して欲しい由。

ロ、 清掃協力会施設見学会の報告

221日(水)中野区清掃協力会主催の見学研修会に町会より2名参加。静岡県の王子マテリアル富士製紙工場を訪問し、リサイクル古紙のトイレットペーパー等への再生状況を見学した由。尚、途中車中より美しい富士山が見えた由。

 ハ、 29年度予算編成にあたって

本件、執行部で検討中であるが、購入希望資材並びに新年度町会事業部員として活動希望者が居られたら申し出てほしい由。

ニ、 5中・7中70周年記念行事準備打ち合わせの件

5中では114()の開催に向けてPTA中心に準備を進めている由。7中では第4回実行委員会が224日開催され、1118()開催に向け各委員会より報告が行われた。賛助金は12,000円以上、祝賀会会費は5,000円と決定し、広報は63()の運動会に合わせてスタートし、上記会費の徴収は8月のお盆明けよりスタートする由。

 

今後の予定

 * 3月度の役員会    3月25日(金)    19時30分

   4月度の役員会    4月20日(木)    19時30分

   29年度総会     4月25日(火)    19時30分

役員・部長・班長顔合わせ会 5月7日(日) 1部~6部 930分~

                      7部~11部 1100分~

 

松が丘片山町会長 (山田晃)

2017.02.06

ふるさと納税について学ぶ会を開催

 最近耳にすることの多い『ふるさと納税』という言葉。でも、よく分からないという方もいらっしゃるということで、2月5日(日)10時より片山会館で、婦人部・文化部主催の「ふるさと納税について学ぶ会」を開催しました。

当日は、すでに始められている町会員の方々の体験例を聞きながら、『ふるさと納税』について学びました。

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